2012年6月 4日 (月)

GR-SAKURAにタッチ(その1)

がじぇっとルネサスプロジェクトで生まれたGR-SAKURAをβ版評価という立場でファーストタッチしてみました。
Pic02
マイコンはRX63NというルネサスのEthernetコントローラを内蔵した最新マイコン。
β版ボードに搭載された状態のマイコンのスペックは以下のとおり
動作クロック:96MHz
RAM:128KB
Flash:2MB
FPU内蔵
Ethernet、USB2.0(ホスト、デバイス)
A/D、D/A

現在は、βテスト中ということで一般公募のβテスターたちと中の人たちで一緒に作り上げていくプロジェクトとなっている。
みんなで作り上げていこうというコンセプトはいいですね。

β版ではハードもソフトもArduino互換というコンセプトで、Arduinoのシールドが搭載できる上にソフトウェアもAPI互換となっている。
写真中央のものはGR-SAKURA-FULLというボードでLANやUSB、DCジャックのコネクタが搭載済みで裏にはmicroSDカードスロットまで搭載されている。
Pic03
Xbeeが搭載できるパターンも用意されている。

GR-SAKURAをUSBでパソコンに繋ぐとドライブとして認識されるのでプログラムの書き込みは、ほかに何も用意する必要が無く簡単です。この機能もマイコンのブートローダとして用意されているので載っているマイコンは一つのみ。
また、JTAGパターンも用意されているのでデバッガでネイティブ開発も可能。

GR-SAKURAの開発環境はクラウドコンパイラが利用できます。
コンパイラページのイメージはこんな感じです。
Pic01_2
まだβテスター限定の公開という形になっています。

なんとこのクラウドコンパイラはWebAPIが公開予定らしいですよ。
説明会では、それを使った一例としてAndroid端末でグラフィックプログラミングできるアプリが紹介されていました。
(アプリのイメージ的にはタッチでオブジェクトをタイムラインに配置して小学生でもプログラムが組めそうな感じでした。)
これによりスマートフォンで自分なりの開発環境組み立てることもできますね。

今はまだβテスト中なのでコンテンツはあまりありませんが、発売されるころには多くのレシピやライブラリが用意されると思います。

まだとりあえずLチカしか試してませんが、4つLEDがあるのでいろいろ試せます。

このボードの販売はβテスタが終了したあと最終形と進化して夏ごろ発売のようです。
ミニサイズのものやコネクタが未搭載の安価バージョンなどいろいろなバリエーションが用意されるみたいですよ。(最初の写真の右に写っているのもβミニバージョンです。)

国産マイコンのこういうプロジェクトは是非、発展してほしいですね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)