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2010年7月25日 (日)

mbed を楽しむ日記 番外編1

今回はmbedと同じマイコンが載ってるLPCXpresso LPC1768を試してみました。

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これがパッケージです。

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中身は細長いボードで、デバッガであるLPC-Link モジュールとLPC1768のボードが一枚の基板に収められています。
構成的にはLPCXpresso LPC1114LPCXpresso LPC1343と似ていますが、LPC1768版にはLAN PHYデバイスも実装されているようです。

配線上は真ん中で切り離せるようですが切り離すためのスリットは入っておらず、切り離すには工夫が要りそうです。


なんといっても確かめたいのはmbedとのコードの互換性。

mbedとコードが互換していれば、ライブラリが豊富でプログラムが簡単にできるmbedの開発環境を流用することができます。

LPCXpresso LPC1768はまだ日本で売られていませんが、mbedより安価になるものと思われます。
mbedでプログラム開発をして、LPCXpresso LPC1768で組み込むという流れでも良いかもしれないですね。

まずは、LPCXpresso LPC1768にプログラムを書き込むための環境を構築。
LPCXpresso LPC1114の場合ですが、詳しい構築方法はこちらに書かれています。
LPCXpresso LPC1768でも同様です。

オフィシャルページからユーザー登録をして開発環境をダウンロード、ちょこちょこ設定という流れです。
最近のプロトタイピングツールになれるとちょっと面倒な感じです。

Photo

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そして、LPCXpresso LPC1768をUSBで接続して、プログラムを書き込みます。
プログラムはとりあえずLEDチカチカ。
LEDが接続されているポートはmbedと異なるのでそれだけ変更してプログラムを作りました。

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とりあえず何の問題も無く動きました。

次に前にmbed向けに作った、タッチパネル付きカラー液晶のプログラムをそのまま書き込んで試してみます。
mbedとピン配列が互換しているためそのままつなぎました。

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こちらもそのまま無事動きました。

ハードウェアでmbedとLPCXpresso LPC1768の違いは以下の点になると思います。

・動作チェック用のLEDの数と繋がれているポートの違い。
・LAN PHYデバイスの型番の違い。
・mbedではファイルアクセスができるEEPROMがある。

他にもあるかもしれませんが気づいたのはこの点です。

LANはPHYが違うだけなのでプロトコルスタック等は流用できると思います。
次はLANも試してみたいと思います。

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2010年7月18日 (日)

mbed を楽しむ日記 3日目

本日は以前、フリーザーなうの次バージョン用にaitendoで購入したタッチパネル付きの液晶をmbedに繋げて表示テストをしてみました。

液晶はデフォルトで16bitバスとCS、RS、WR、RD、RESETの計20本の信号線で繋ぐようになっていますが、液晶で使うポート数軽減のため液晶からの信号を読むためのRDを繋がずにプルアップします。
あと液晶から出ているFPC上の抵抗(ジャンパー)を付け替えることで8bitバスに変更できるので、基板から液晶を剥がして抵抗(ジャンパー)を付け替えました。

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とりあえずデータシートやサンプルプログラムを参考にしつつプログラムを作成。
あっけなく表示

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・・と思いきやドットが抜けるところがあります。
いろいろ調べて、結局タッチパネル用に用意した割り込み処理が邪魔していることがわかりました。
液晶との通信部分は割り込み禁止にしてたつもりがなっていなかった・・。

プログラムは本業のため、逆に趣味ではけっこう適当に作ってしまいます。w
(適当に作って、適当にデバッグするのは結構好きだったり・・。)

前に作ったMP3プレイヤーのプログラムを流用して全角フォントも表示可能にしてみました。

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ちなみに半角フォントには対応してません(普通、逆?)
この大きさだと8x8フォントは見にくいですね。

とりあえずmbedはROMサイズが512KBもあるので、フォントはコード上に実装してあります。

mbedは、マイコンボードとしては小型で多機能なのでタッチパネル付き液晶を使って・・・

自転車用コンピューター

TwitterのTL表示器

フォトフレーム

・・などなど夢が広がりますね。

この液晶向けのライブラリはまとめてからmbedサイトのNotebookにアップしたいと思います。

ちなみに7月4日に私が講師で行ったワークショップで使用したストロベリーリナックスI2C低電圧キャラクタ液晶モジュール(16x2行)用のライブラリはmbedサイトのこちらのNotebookにアップしてありますのでご興味がある方は是非使ってみてください。

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2010年7月14日 (水)

ソーシャル電子工作

ソーシャル電子工作
Social Elehobby

勝手に作った造語ですが、「人と人がつながり楽しく電子工作をする」という意味としています。

最近、人が集まって電子工作が楽しめる場所が増えてきています。
ガジェットカフェはんだづけカフェFPGA-CAFEなどなど。

また、お家でもインターネットサービスを使って楽しむことができます。

例えば・・。

○USTREAMでライブ電子工作!

Ustream

私も以前、実施したUSTREAMという動画中継のサービスを使って、ライブ電子工作というのもおススメです。
ビューワーの方にいろいろ教えてもらいながら行う作業もなかなか面白いですよ。
うまくいかないときは一人で悩まないで済みます。
(悩むのが面白いという意見もありますが)


○Web上でプログラムが作れるmbed

Iphone_324_a

私が講師として行ったワークショップでは、ソーシャル電子工作に最適なmbedを電子工作が初めての方などに使ってもらって、簡単で面白いという評価をいただきました。
mbedの特徴はもちろんWeb上でプログラムを作って⇒ダウンロード。⇒動作させる。というところなのですが、他にもプログラムを共有したりレシピ(製作事例)をアップできるという点があります。
同サイト上ですべて行えるので情報がまとまっていて、他の方が作ったものを再利用するのも簡単です。

Hp


そして、ソーシャル電子工作をお題に7月11日に行われたAKIBAX PC DIY フェスタというイベントでプレゼンをしました。

20100711_akibax_004

いろんな方にフィジカルコンピューティングやソーシャル電子工作を活用して、モノを作る楽しさを体感していただきたいと思っています。

ソーシャル電子工作

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2010年7月10日 (土)

ネット上でマイコンプログラミング!ソーシャル電子工作入門

2010年7月4日にmbedのワークショップを開催しました。

Web上で開発可能なマイコンボードであるmbed。
開発環境のインストールや設定等も一切不要で、初心者も手軽に始められるマイコンボードとして注目され始めています。

Img_1434_2

今回は2回目のワークショップ講師(前回はArduinoワークショップ)ということで、余裕~・・でも無かったです。
会場である高円寺ガジェットカフェに開始時間の2時間前に着き、ワークショップで使う液晶モジュールのハンダ付け。

ワークショップの内容はmbedの概要説明から定番のLチカ、液晶への表示、温度計製作などなど私が作った20ページのテキストをもとに行いました。

ワークショップには電子工作&プログラムが始めてという方にも参加いただき、終了する頃には液晶に好きな文字を表示させたりして遊べるようになってもらえました。

当日の様子は↓で見られます。

 


最後にアンケートを取り、参加者のうち5名の方に回答を頂きました。

1.mbedはご存知でしたか?

 ①今回のワークショップで知った。⇒2名
 ②知っていた。⇒ 3名

2.今後、mbedを活用していきたいですか?

 ①mbedで何か作りたい。⇒5名
 ②とりあえず保留
 ③活用しない

3.2で①を選ばれた方のみお答えください。
 mbedで何か作ってみたいですか?

 ・自転車スピードメーター
 ・XBeeを使ったインテリジェントなアナログセンサーノード
 ・キーマクロロガー
 ・デザリング用ボード
 ・自転車で心拍数とか距離とかケーデンスとか

4.Arduinoのシールドの様な拡張ボードがmbed向けにあるとしたらどんなものがほしいですか?

 ・イーサネット、wi-fi
 ・DSPボード
 ・GAME用ボード(オーディオI/F、傾きセンサ、キー入力、アナログパッドなど)
 ・携帯やiPhone、Androidとの連携

5.今後もmbedのワークショップを開催する予定です。
 どんなことをやってみたいですか?

 ・ロボット系
 ・twitter連携
 ・携帯端末との接続、データのやり取り

6.本日のワークショップの感想等をお願いいたします。

 ・mbedの可能性をすごく感じました。今後中級編が行われるなら参加したいです。
 ・面白かったです。また是非。
 ・まったくの初心者にもかかわらず、それなりについて行けました。
 ・少し様子見するつもりでしたが、とても面白くて買ってしまいました。
 ・わかりやすいワークショップでとても楽しかったです。


もしワークショップで使用したテキスト(PDF)をほしいという方がいらっしゃいましたらこちらからメールを頂ければ、返信で送付いたします。
(都合上、返信が遅れる場合や送付を取りやめることもありますので、ご了承下さい。)


追記1
 2回目のワークショップを2011年3月頃開催する予定です。
 内容は私が執筆した本(2011年2月25日発売予定)に添って行う予定です。

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